頚椎の低侵襲手術を受けて

50代の主婦”ららんら”と申します。 2014年2月、頚椎ヘルニアとOPLLの併発で脊髄症状を発症。 翌年、浜松でT先生に低侵襲手術(eMacF)を受けました。 ※※あくまでも日記なので、書いた時点での思いを綴った内容です。

2013 頚椎疾患の予兆

整体の頚椎スラスト

その日、
整体は、1時間以上治療してもらったと思う。
次の患者さんがみえたのに、
待って頂いた位だから。

まずうつ伏せになって寝るように言われた。
すると、ぐいぐい体重をかけて、骨組?の調整をする先生。

熱心にされるので我慢したが、相当に痛かった。
(嫌だな、無痛整体なのに痛いばっかりじゃない?)
私はこんな時、なかなか本音が言えない。
ただ、ひたすら我慢した。
今なら痛いから嫌だと言えるかな

横向きになり、腰をボキボキっと左右鳴らした。
その後、首を回すという。

私は腰痛のために通ってるのだが、
全身の調整が必要だという。

頭を手で抱えて、
少し斜めに固定し、
首をぎゅっと一気に回転させる施術がある。

私はあれが嫌いだった。

なので、先生がその形に入りかけた時、
以前、頚椎捻挫になった事があると告げたら、
うちは大丈夫。
傷めないやり方がある、と自信たっぷり。
身体の力を抜くように言われ、
首を斜め上に向けられ、
首を一気に回転させられた。

ボキボキボキッと頚椎の音。
首がじ~んとして、全然気持ち良くなかった。

反対の向きもやった。
そっちはあまり鳴らなかった。

施術が全部終了する頃には、
身体中が痛く、だるくて、頭がぼうっとしていた。
全身が疲れ切って、ぐったりした感じ。。。

先生だけが満足そうで、一生懸命治療しくれたので、
汗びっしょりで、汗をふきふき笑顔になっていた。

「ありがとうございました」
と次の予約を機械的に入れ、代金を払って外に出た。
駐車場の車に乗ると、
深い溜息が出た。

とにかく身体中が痛くてしんどかったのを覚えている。

後からネットで調べてみると、
首を持って回す施術は、
『頚椎スラスト』というそうだ。
頚椎の病気を持っている人には、
危険性が高いらしい。


注意を喚起するHP等も多くあることを知った。
遅かりし・・・だ。
そして、整骨院、整体、鍼灸院、整形外科の違いを、
改めて知った。

自分がヘルニアと後縦靭帯骨化症だと、
この後に、他の病院でMRIを撮って初めて知ることになる。
 
健康な人が整体で治療を受けるのは
何も問題ないだろう。
でも、病気を持っていると知らずに、
不注意に頚椎スラストとかをすると、
運が悪ければ、
私のように症状悪化の引き金になるかもしれない。

ただ私は、整体の先生のことを全く恨んでいない。
自分の不注意で、行くべき場所を間違えたのだから。
元々病気があり、
たまたま運悪く発症のきっかけとなっただけ。
しかし、無知は怖いと思った。 
 

背中の激痛

12月に入ってからだと思う。
職場の大掃除で、
真上を向いての作業が続き、
背中に違和感を覚えた。

翌朝、目覚めると、
背中上部のド真ん中あたりに、激痛が走る。
しばらく身動きできないほどだ。
やっとのことで寝返りを打ち、
何とか起き上ったが、
まるで背中の痛む場所にナイフが突き刺さり、
ぐりぐりとえぐられているような感じだ。

着替える時、
右腕が上手く上がらずに困った。
あれ…50肩かな?と思ったが、
全く腕が上がらないわけでもない。
じゃあ違うか…。

右肩の寝違いだと言うことにして、
ナイフが刺さったままの感覚を引きずって
そのまま仕事に出た。
仕事できないほどじゃなくなっていたし。

その後、知人に教えてもらった整骨院に
何度か通い、痛みが和らいだ気がしていた。
3週間ほどで、大体症状は軽減した。

今思えば、これも予兆だったのかな…。

病気の予兆

3年前、仕事中に、足を痛めた。
PTリハビリに真面目に通い続けたが、
最初は治ってきていたが、
途中から
良くなったり悪くなったり、
リハビリの成果が出なくなった。
人手が足りず、
仕事がかなり忙しくなり、
足の状態はいつまでたっても良くならない。

担当PTには、
仕事の負荷が大きすぎて、
いくらリハビリしても追い付かない、
と言われた。

『仕事辞めた方が良いですよ』
と、行くたびに
言われるようになった。

とうとうある日、
スーパーでカートを押して買い物中、
突然、両足の力が抜けた。
がくんと倒れそうになった。

あわてた私は、
カートにぶら下がるようにもたれ、
難を逃れた。

だって恥ずかしいじゃない?
こんなスーパーの真ん中で、
見知らぬ人たちの前で転倒したら。

カートがあって本当に助かった…

意外と冷静に、
悪化した足の様子を探ると、
右足の力が入らない。
踏みしめることがほぼできない。
それと、
悪くないはずの左足までもが、
地面に足を着くとガクンとなりそうで、
何だか変だなと思ったが、

歩けなくなれば、
自宅にいる息子に
迎えに来てもらえばいいさ、
と気楽に考えた。

何とか座れるところまで
漂うようにして進み、やっと椅子に腰かけた。

一体どうしたのかな?
私は右膝が悪かっただけなのに…。
腰が痛いわけじゃないし。

その負担で、
左も悪くなっちゃったかな?

やはり、
仕事を辞めた方がいいのかな?
不安がよぎった。

このまま重労働を続けたら、
PTさんが言うように大変なことになるかも。

仕事、辞めよう・・・。早く辞めちゃおう。
退職することを、
初めて、本気で考えた。

けれども、
数十分ほどで、
足の力は回復した。

買い物は中止し、家路を急いだ。
(車を運転して帰宅)
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