その日、
整体は、1時間以上治療してもらったと思う。
次の患者さんがみえたのに、
待って頂いた位だから。
まずうつ伏せになって寝るように言われた。
すると、ぐいぐい体重をかけて、骨組?の調整をする先生。
熱心にされるので我慢したが、相当に痛かった。
(嫌だな、無痛整体なのに痛いばっかりじゃない?)
私はこんな時、なかなか本音が言えない。
ただ、ひたすら我慢した。
今なら痛いから嫌だと言えるかな
横向きになり、腰をボキボキっと左右鳴らした。
その後、首を回すという。
私は腰痛のために通ってるのだが、
全身の調整が必要だという。
頭を手で抱えて、
少し斜めに固定し、
首をぎゅっと一気に回転させる施術がある。
私はあれが嫌いだった。
なので、先生がその形に入りかけた時、
以前、頚椎捻挫になった事があると告げたら、
うちは大丈夫。
傷めないやり方がある、と自信たっぷり。
身体の力を抜くように言われ、
首を斜め上に向けられ、
首を一気に回転させられた。
ボキボキボキッと頚椎の音。
首がじ~んとして、全然気持ち良くなかった。
反対の向きもやった。
そっちはあまり鳴らなかった。
施術が全部終了する頃には、
身体中が痛く、だるくて、頭がぼうっとしていた。
全身が疲れ切って、ぐったりした感じ。。。
先生だけが満足そうで、一生懸命治療しくれたので、
汗びっしょりで、汗をふきふき笑顔になっていた。
「ありがとうございました」
と次の予約を機械的に入れ、代金を払って外に出た。
駐車場の車に乗ると、
深い溜息が出た。
とにかく身体中が痛くてしんどかったのを覚えている。
後からネットで調べてみると、
首を持って回す施術は、
『頚椎スラスト』というそうだ。
頚椎の病気を持っている人には、
危険性が高いらしい。
注意を喚起するHP等も多くあることを知った。
遅かりし・・・だ。
そして、整骨院、整体、鍼灸院、整形外科の違いを、
改めて知った。
自分がヘルニアと後縦靭帯骨化症だと、
この後に、他の病院でMRIを撮って初めて知ることになる。
健康な人が整体で治療を受けるのは
何も問題ないだろう。
でも、病気を持っていると知らずに、
不注意に頚椎スラストとかをすると、
運が悪ければ、
私のように症状悪化の引き金になるかもしれない。
ただ私は、整体の先生のことを全く恨んでいない。
自分の不注意で、行くべき場所を間違えたのだから。
元々病気があり、
たまたま運悪く発症のきっかけとなっただけ。
しかし、無知は怖いと思った。
整体は、1時間以上治療してもらったと思う。
次の患者さんがみえたのに、
待って頂いた位だから。
まずうつ伏せになって寝るように言われた。
すると、ぐいぐい体重をかけて、骨組?の調整をする先生。
熱心にされるので我慢したが、相当に痛かった。
(嫌だな、無痛整体なのに痛いばっかりじゃない?)
私はこんな時、なかなか本音が言えない。
ただ、ひたすら我慢した。
今なら痛いから嫌だと言えるかな
横向きになり、腰をボキボキっと左右鳴らした。
その後、首を回すという。
私は腰痛のために通ってるのだが、
全身の調整が必要だという。
頭を手で抱えて、
少し斜めに固定し、
首をぎゅっと一気に回転させる施術がある。
私はあれが嫌いだった。
なので、先生がその形に入りかけた時、
以前、頚椎捻挫になった事があると告げたら、
うちは大丈夫。
傷めないやり方がある、と自信たっぷり。
身体の力を抜くように言われ、
首を斜め上に向けられ、
首を一気に回転させられた。
ボキボキボキッと頚椎の音。
首がじ~んとして、全然気持ち良くなかった。
反対の向きもやった。
そっちはあまり鳴らなかった。
施術が全部終了する頃には、
身体中が痛く、だるくて、頭がぼうっとしていた。
全身が疲れ切って、ぐったりした感じ。。。
先生だけが満足そうで、一生懸命治療しくれたので、
汗びっしょりで、汗をふきふき笑顔になっていた。
「ありがとうございました」
と次の予約を機械的に入れ、代金を払って外に出た。
駐車場の車に乗ると、
深い溜息が出た。
とにかく身体中が痛くてしんどかったのを覚えている。
後からネットで調べてみると、
首を持って回す施術は、
『頚椎スラスト』というそうだ。
頚椎の病気を持っている人には、
危険性が高いらしい。
注意を喚起するHP等も多くあることを知った。
遅かりし・・・だ。
そして、整骨院、整体、鍼灸院、整形外科の違いを、
改めて知った。
自分がヘルニアと後縦靭帯骨化症だと、
この後に、他の病院でMRIを撮って初めて知ることになる。
健康な人が整体で治療を受けるのは
何も問題ないだろう。
でも、病気を持っていると知らずに、
不注意に頚椎スラストとかをすると、
運が悪ければ、
私のように症状悪化の引き金になるかもしれない。
ただ私は、整体の先生のことを全く恨んでいない。
自分の不注意で、行くべき場所を間違えたのだから。
元々病気があり、
たまたま運悪く発症のきっかけとなっただけ。
しかし、無知は怖いと思った。